3月8日土曜日と9日の日曜日にうきは市に行ってきました。
水害の復旧(石垣の復旧)がメインのボランティア活動をおこなってきました。
石垣の復旧は長い経験が必要で、その経験者が少なくなってきていること、
後継者が少ないことなど、抱えている問題が大きいことがよくわかりました。
町でよく見かける石垣はコンクリートで裏打ちしているものがほとんどで、
現場の石積みの棟梁曰く、本当は岩の広い面の側が表に出ていては長持ちしない
のだそうです。 それでもコンクリートで固めているから大丈夫なのだけど。
うきはの地域にある一番古いもので400年前からある石垣と比べるとやはり短命でしょうね。
難しくて、長く持って、いい味出していて、環境に悪さをしない。
そんな石垣を少し作ってきました。
400年壊れないといいな。
これだけでは足りないことはわかっていますが、いまの地域の現状が少しでも見れたことが
大変な収穫だったと思います。
それと農家の人のタフさには驚きました。
被災されたかたが明るく元気で、見ていて大変さを感じない。
なんでもやらないと回らないと思うのですけど、がんばってますね。
またエネルギーをもらいに行かないと。
今度は自転車で遊びに行きますね。
お客様と一緒に。
石積み作業の前日は、それぞれにパワーを持っている人たちの集まりに参加しましたよ。
お話の内容はMTBやドーナツや伝統的景観の保全、
バスケットボール、ツリーハウス、狩猟、一輪車、LEFTYあれ?
なんてさまざまなお話ができました。
地域と自転車屋さんとしての関わりかたを模索しているのですが、
少し道筋が見えてきた感じがします。